もしもの時の雨天対策

十分なトレーニングを積んでも、レース当日が雨になる可能性も考えられます。
雨で身体が濡れてしまうと体温が奪われ、思いどおりの「走り」ができなくなることがありますので、雨天対策もしっかりと準備し、レースに臨みましょう!


■ウエア

  • コートタイプの雨カッパよりもポンチョタイプの方が走りやすく、通気性も高いのでお勧めです。ナンバーカードが見える透明のものなどを活用し、雨風をしのぎましょう。
  • 雨の日用のウエアも色々と発売されていますので、撥水性が高く、保温性に優れたものを選びましょう。
  • 急に雨が降り出した場合やレインウエアを忘れた場合は、家庭用のゴミ袋に穴を開け、簡易的にカッパのように利用することも可能です。手軽に準備できますし、自分でも簡単に作れますので便利です。
  • ※レース中に不要となった場合は、絶対にコース上に捨てず、必ず指定のゴミ箱に捨てるか、ボランティアさんにお願いするようにしましょう。

■キャップ

  • 雨を避けるために効果的です。撥水性が高く、ムレにくいものを選びましょう。

■その他

  • 腕から先が雨に濡れて冷えることがありますので、アームウォーマーや手袋などで身体の末端を温めると良いでしょう。
    ※ 手袋は、ウエア一枚分の保温効果があると言われています。
  • 脚など素肌が出ている箇所には、オイルやワセリンを塗っておくと油膜ができて水を弾いてくれます。

■コース

  • コース上の白線やマンホールなどは、雨天時には特に滑りやすくなりますので、できるだけ避けるようにしましょう。
  • 雨が降ると場所によっては水溜まりができているところがあります。水溜まりでシューズが濡れると足がむくみ、つま先などを痛めることがありますので、注意しましょう。
  • 道幅が狭くなっているところやカーブを曲がる際は、急加速や急な方向転換は転倒の原因になりますので、注意してください。

■給水・給食

  • 雨で身体が濡れているため、水分は足りていると勘違いし、脱水症状になり易くなります。レース中は、天候に関わらず意識して水分を補給するようにしましょう。
  • 汗をかくと一緒に塩分やミネラルも体外へ出ていきます。計画的に給食を摂り、塩分やミネラルを補給しましょう!

■更衣

  • 雨で身体が濡れていると気化熱により、普段以上に身体の熱が奪われます。レース後は早めに更衣を済ませるようにしましょう。

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