神戸マラソン実行委員会では、「第1回神戸マラソン」開催にあわせて、兵庫県民共済の協賛により、宮城県の仙台市立八軒中学校吹奏楽・合唱部（約60名）を招聘する「神戸マラソン東日本大震災被災地中学校招聘交流プロジェクト」（11月18日（金）～21日（月））を開催します。

八軒中学校は、この度の震災の影響により出場予定だった第34 回全日本アンサンブルコンテスト（3月30日開催）への参加を断念。
姉妹校である神戸市立玉津中学校がこれを聞き、チャリティー演奏会を開催。来場者から募金を集め、これを八軒中学校へ贈りました。
20日実施の開会式でのオープニング演奏および「Ｓｙｓｍｅｘ交流ステージ」出演に先駆け、18日にこの玉津中学校と再会し演奏交流を行います。
また19日には「東日本大震災復興支援 チャリティーライブ」に出演し、地元学生らと演奏を通じて友情の輪を広げるとともに、これまでの支援に対する感謝の気持ちを伝える予定にしています。
プロジェクト参加に際し、八軒中学校の部長・佐藤志織さん（3年生）から、「この度は、たくさんのご支援をいただいた神戸の皆さまの前で演奏させていただく機会をいただき、大変感謝しています。感謝の気持ちを伝えられるよう、部員一同精いっぱい演奏したいと思います」とのコメントを頂いています。

3月19日　八軒中学校・武道館にて
「音楽の集い」を開催

5月7日　南こうせつさんのコンサートに出演

仙台市立八軒中学校吹奏楽・合唱部とは…

毎年開催される様々な吹奏楽や合唱の全国大会に出場する実力の持ち主で、震災後は「あすという日が」という合唱曲を中心に、様々な音楽活動で震災支援にも注力しています。

震災後の主な活動

阪神淡路大震災後、神戸ルミナリエ開会式において神戸市立港島小学校が唄った「しあわせ運べるように」（作詞・作曲：臼井　真）が多くの被災者を勇気づけたのと同様に、彼らが唄う「あすという日が」（2006年8月、作詞：山本瓔子、作曲：八木澤教司）という合唱曲が、今、被災された方々を力強く励ましています。
この「あすという日が」は、東日本大震災　復興応援プロジェクト「ＳＩＮＧ ＡＬＬ ＪＡＰＡＮ」活動の一環として6月にレコーディングされ、7月6日にＣＤ発売されています。このＣＤには「しあわせ運べるように」も収録されており、販売収益金は震災復興支援のために全額寄付される仕組みになっています。

プログラム（神戸滞在スケジュール）

１１月１８日（金）

１１月１９日（土）

１１月２０日（日）

＜お問い合わせ先＞
神戸マラソン実行委員会事務局
担当：小和・岡崎
TEL：078-325-1430