感謝と友情

被災から復興、そして現在にいたるまで、
手を差し伸べていただいた国内外の人々や地域へ感謝の気持ちを現したい。

「感謝と友情 Thanks & Friendship」を大会テーマとする神戸マラソンは、
「自分のために走る」ことはもちろんですが、
それ以上に「人々のために走る」マラソンをめざしています。
そのコンセプトの根底にあるのは、「仲間」「共同体」という気持ち。

創造的復興を果たした兵庫・神戸の姿や、
阪神・淡路大震災の経験・教訓を世界中の被災者に提供していくという行動は、
すべての人が仲間であり、喜びも悲しみも分かち合うという考え方に基づいています。

また、兵庫・神戸に来訪する人々をおもてなししようという気持ちも、
「仲間」「共同体」という意識から湧き起こってくるものです。
さらに、マラソンには、「走っている人」、「応援している人」が、
完走や目標達成の喜びを共有するという側面があります。
知らない人同士が仲間になることができる。
そんなマラソンのもつチカラをさらに大きなものにして、
災害でたいへんな被害を受けている人々や地域へ
エールを送るマラソンにしたいと考えています。

キャッチフレーズ

走りたくなる景色がある

12回目を迎える神戸マラソンは、第1回大会より
ランナーやボランティアをはじめ、大会を支えるすべての人々が、
大会テーマである「感謝と友情」を街中に積み重ねてきました。

あの震災から間もなく30年。復興を遂げた神戸の街には
"走りたくなる、景色"がたくさん誕生しています。

今年も2万人のランナーが、
ずっと続いてきた景色、変わろうとしている神戸の街の景色の中を
「感謝と友情」を胸に、未来に向けて駆け抜けます。

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