神戸マラソンは、「自分のために走ること」はもちろんですが、
それ以上に「人々のために走る」マラソンを目指しています。
その根底にあるのは、阪神・淡路大震災からの復興、そして現在に至るまで
「手を差し伸べていただいた国内外の人々や地域への感謝の気持ち」を表明する大会にしたいという想いです。
創造的復興を果たした兵庫・神戸の姿や、震災の経験・教訓を世界中の被災者に伝えていくという行動は、
すべての人が「仲間」であり、喜びも悲しみも分かち合うという考え方にもとづいています。
また、兵庫・神戸を訪れていただいた方にとって、最高のおもてなしに出会える大会にしたいという想いも、
「仲間」という意識にもとづいています。
自分のためだけでなく、被災された国内外の人々のためにも走る大会へ。
走るだけでなく、兵庫・神戸の魅力を楽しんでもらう大会へ。
そんな神戸マラソンのもつチカラをさらに大きなものにして、
国内外でたいへんな被害を受けている人々や地域へ「エールをおくる」マラソンにしたいと考えています。
「感謝と友情」を大会テーマに始まった神戸マラソンは、これまでの9年間でランナーや
ボランティアをはじめとする大会をささえるすべての人で「ありがとう」を積み重ねてきました。
第10回大会は、“「ありがとう」を、未来へつなごう。”をキャッチフレーズに、
2万人のランナーが、復興を遂げて新たなステージへと進む神戸の街を駆け抜けます。
スタートからフィニッシュまで、市民ランナーがトップランナーとともに、競技レベル、
年代を超えて、一人ひとりのランナーが挑戦し続ける大会、参加するすべてのランナーの
チャレンジを応援する大会を目指します。