金さんからのアドバイス!(コース攻略)
コースMAP
1
スタート
神戸マラソンのスタートは2つのブロックが時差でスタートする「ウェーブスタート」になっている。
完走予定の申告タイム順になっているので、慌てずに自分のブロックの列に待機すること。
第10回大会より、コロナ対策のためランナー同士のスペースが広めにとられているが、マナーを守って落ち着いて行動するようにしよう。
また、寒くなることも多いので、防寒グッズなどもしっかり準備しておこう。
2
湊川神社
スタートしてから数キロ走るとランナーの混雑が落ち着き、このあたりから道幅が広がり走りやすくなる。 しかし、急にペースを上げすぎるのはよくない。
フルマラソンでのオーバーペースは後半のダメージの原因だ。
最初の5キロが肝心なので、何度も深呼吸を繰り返しながら上半身をリラックスさせて走ること。
3
鉄人28号モニュメント
5キロを通過し、何度かカーブを走ると、長田名物の巨大な鉄人28号がランナーの左手に見えてくる。
この辺りでは、一旦広くなった道が再び狭くなり、鉄人28号を撮影しようとするランナーなどの渋滞が起きることがある。
ぶつからないように注意して走ろう。
まだまだ前半。
気分は盛り上がるが、後半のことを念頭に「タイムの貯金はカラダの借金」を肝に命じて、焦らずに走ろう。
4
須磨浦公園
10キロ地点を過ぎると、左手に風光明媚な須磨海岸が現れる。
気温が高くなった場合、日陰があまりないこの付近は熱中症にも注意したい。給水のスポーツドリンクは飲み物として、水は暑い時に身体にかけて冷やすことに使いたい。
レース中にトイレを使いたい場合もこの辺りから。早め早めの対処をしておくこと。帰り道のこの辺りも日差しが強いと暑くなるので、しっかり給水をとろう。
5
折り返し
雄大な明石海峡大橋が視界に入ってくると間もなく折り返し地点だ。
折り返しは無添くら寿司西舞子店、スターバックスコーヒー神戸西舞子店の大きな駐車場をぐるりと回るので転んだりする心配は少ない。
また、折り返しの前後は海風が強くなる可能性がある。
向かい風の場合は前傾姿勢を大きくして脚への負担を少なくしよう。
背中を押してくれる追い風は少し体を起こすと楽に走ることができる。
6
30km
フルマラソンで最も辛くなるのは、30キロを過ぎてからだ。
神戸マラソンのコースは30キロから大きな工場や、ノエビアスタジアム神戸、神戸市中央卸売市場と続く。
脚が辛くなってやみくもに「頑張ろう」とする気持ちばかりだと、かえって上半身が力んでしまいランニングフォームが乱れる。
辛くても力み過ぎないよう、時々深呼吸をしながら走ろう。
7
浜手バイパス
コース最大の難関は浜手バイパスからの長い上り坂だ。
疲れた身体に上り坂はとても辛い。上りでは腕を下げて、腕ふりの時の引く動作を力強くすると脚がスムーズに前にでる。
もし、それでも辛くて脚が前にでない時は歩いてもいいので、残り数キロの距離を走り抜く余力を残しておこう。
バイパス後半は下り坂になるが転倒などのアクシデントを防ぐためにもスピードは控えめに最後まで慎重に走ろう。
さあ、フィニッシュはもうすぐ!
8
フィニッシュ
完走 おめでとう!
汗で濡れたウェアは早めに着替えて、スポーツドリンクなど塩分やミネラルを含んだものでしっかり補給しよう。
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