メディカル協議会活動報告
神戸マラソンメディカル協議会
神戸マラソンでは、医師、看護師、トレーナー、理学療法士、消防職で構成される「神戸マラソンメディカル協議会」を平成 23 年から設置し、神戸マラソンに参加するすべての関係者にとって安全・安心な大会とするため、医事・救護体制の構築に努めています。
写真は過去大会におけるメディカル協議会開催状況です。
第10回神戸マラソンメディカル協議会は、オンラインも交えた方式で6月・9月に開催しました。
神戸マラソンメディカル協議会委員
兵庫県医師会(医師3人)、神戸市医師会(医師2人)、兵庫県看護協会(看護師3人)、神戸市消防局(消防職2人:うち救急1人、司令1人)、市民病院機構(神戸市立医療センター中央市民病院)(医師1人)、神戸市第二次救急病院協議会(医師1人)、日本医師ジョガーズ連盟(医師1人)、兵庫陸上競技協会(医事部会:医師1人、トレーナー2人)、兵庫県理学療法士会(理学療法士2人)
第10回神戸マラソン【医事・救護】活動報告
実績報告
救護所 | 18か所 |
救護スタッフ | 917人 |
(内訳)
医師 | 47人 |
看護師 | 136人 |
トレーナー | 92人 |
メディカルランナー | 76人(医師・歯科医師21人・救急救命士55人) |
固定・自転車AED隊 | 136人 |
その他(救護ボランティア等) | 430人 |
救護件数 | 537件 |
救急搬送件数 | 7件 |
主催者車両搬送件数 | 8件 |
AED使用件数 | 1件 |
心肺停止事案への対応について
本大会では垂水区内のコース上で、神戸マラソンに出場していた男性(50代)が倒れ心肺停止状態となり、直ちに現場医療スタッフ等が対応にあたっているところに、現場近くを市民ランナーとして走っていた清水宏紀(しみず ひろき)医師が状況を察知し、救命処置に加わりました。
医師は、現場医療スタッフ等と連携し的確な指揮を行い、胸骨圧迫及びAEDを活用した除細動(電気ショック)により、救急車両が到着するまでに心拍を再開させ、意識を取り戻すことができました。
これにより、令和4年11月25日(金)に垂水消防署と当実行委員会より感謝状の贈呈を行いました。
協力団体・協力病院
下記の皆さまをはじめとする多数の方々のご協力を得て、ランナーの安全確保に努めました。
【協力団体(順不同)】
兵庫県医師会/神戸市医師会/兵庫県看護協会/兵庫県理学療法士会/日本陸連医事委員会トレーナー部/日本医師ジョガーズ連盟/兵庫県下救急救命士会/神戸市第二次救急病院協議会/神戸市歯科医師会/中央消防団/兵庫消防団/長田消防団/須磨消防団/垂水消防団/水上消防団/TEC安2/神戸救急救命支援隊/兵庫県安全赤十字奉仕団/兵庫県立大学看護学部LST/神戸救急グループ/東灘救急ボランティア/甲南女子大学/神戸学院大学/兵庫医科大学/神戸医療福祉専門学校三田校/FIRE&RESCUE自転車AED TEAM/株式会社大塚製薬工場/株式会社DCTWelina
【協力病院(順不同)】
神戸マリナーズ厚生会病院/ポートアイランド病院/川崎病院/神戸百年記念病院/新須磨病院/神戸掖済会病院/神戸市立医療センター中央市民病院/神戸市立医療センター西市民病院
【AED提供(順不同)】
フクダ電子兵庫販売株式会社/株式会社フィリップス・ジャパン
ご希望の方への郵送は行っていません。
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